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レチノールの効果と副作用
2021/10/13
【レチノールに興味を持った方へ】
レチノールとは、「ビタミンA」のことで、エイジングケア化粧品成分としては、パルミチン酸レチノールや酢酸レチノールなどの「ビタミンA誘導体」がよく知られています。

また、最近では「純粋レチノール」と呼ばれる成分も登場しています。
レチノールには、高いエイジングケア効果が期待される半面、副作用もあるので正しい理解が大切です。

さて、美容やエイジングケアに興味のある多くの女性は、化粧品を選ぶ際に、話題の美容成分には特に注目をします。

最近では、どのような美容成分が配合されているかだけでなく、化粧品メーカーがどのような濃度で配合しているか、また、ナノ化など、どのように加工をしているのかにも注目が集まっています。

そんな中で、レチノールは、比較的よく名前が知られたエイジングケア化粧品成分です。
おそらく「レチノールクリーム」を、化粧品の専門店や百貨店で目にしたことのある方も多く、名前をご存知の方も多いのではないでしょうか。

その反面、特徴、効果、副作用の面では、理解が難しいエイジングケア化粧品成分です。

なぜなら、レチノールはお肌へのさまざまな作用があるとともに、代謝の過程での効果も変わるからです。

そこで今回の記事では、エイジングケア化粧品成分「レチノール」の性質や美容への効果について考えてみたいと思います。

「レチノールって、そもそも何なの?効果は?」



「レチノールってよく名前を聞くけど、エイジングケアに本当によいの?」
「しわやしみが取れるって聞くけど本当?毛穴ケアにもよい?」



「レチノールは、刺激が強いので使いにくいって本当?」


<この記事の大切なポイント>
・レチノールとは、ヒトや動物の体内にあるビタミンA(レチノイド)の1種です。広い意味では、レチノイン酸やレチナールの関連物質や
 含誘導体を含めてレチノイドと総称されます。

・レチノイン酸は、「トレチノイン」という名前の医薬品として、医師の処方の下で使えます。効果が高い反面、刺激も強いことが特徴です。
・レチノール類縁成分には、医薬品、医薬部外品、化粧品がありますが、効果と副作用は、その順で緩徐になります。

・ レチノールによる、使い始めの際の赤みやカサカサ感を、レチノイド反応と呼びます。 お肌の強い方なら、1〜2週間でこの反応がなくなるので継続して使えます。

・化粧品成分としてのレチノールにもいくつかの種類があり、少しずつ特性が異なります。だから、正しく理解することが大切です。

・レチノール配合化粧品では、医薬品のような効果は期待できません。それでも、ほうれい線、しわ、毛穴など肌老化や肌悩みの予防美容的なエイジングケアには有用です。

・レチノールは油溶性なので、美容液やクリームに向いた成分です。そのエイジングケア効果と副作用を理解して、上手に選んで使いましょう。
レチノールの効果と副作用
レチノールの効果と副作用